老人ホーム8月誕生会お祝いの言葉にふさわしいのは?

老人ホームでは毎月誕生会などのイベントを開催するところが多いです。外出もままならない中、このようなイベントを心待ちにしている入所者の方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、そんな楽しい誕生会をより盛り上げるためにどのようなお祝いの言葉を述べればよいのか、8月に開催した誕生会での具体的な内容を見ていきます。

老人ホームの誕生会とは

老人ホームでは、単調な生活をすると脳への刺激が少なくなるため、季節に応じて様々なイベントを開催しています。中でも、誕生会は入居者の誰もが誕生月に主役になって祝ってもらえるために、人気の高いイベントの一つです。

自分の誕生月でない月も、スタッフや入居者が集まって出し物やプレゼントのやり取りを見たり、ご馳走を食べたりするのは楽しいものです。時期によっては感染症の流行などで規模を縮小することもありますが、特別なイベントは老人ホームで欠かせないこともあり、感染対策を徹底したり規模を縮小したりして開催するケースが多く見られます。

誕生会を開催すると楽しい気分になりますし、特別なイベントで脳に刺激が与えられ、精神面での健康につながります。誕生会ではその年だけでなく、昔の誕生日の出来事やそれに関連する若い頃の思い出を話題にすることも多く、忘れかけていた記憶を思い出させるとともに、共通の話題が同年代の入居者との交流に役立つことも少なくありません。

どのような誕生会を開催するかは老人ホームによって異なりますが、施設からのプレゼントや出し物以外に、入居者の家族からのメッセージカードやプレゼントを受け付けているところも多いです。施設の人や家族とのつながりを深めるという点でも有意義なイベントといえるでしょう。

お祝いの言葉で気を付けておきたいポイント

誕生会にふさわしいお祝いの言葉といえば、やはり「お誕生日おめでとうございます」でしょう。それだけでもお祝いの気持ちは伝わりますが、せっかくなのでもう少し言葉を重ねておきたいところです。老人ホームに入居されている方は高齢者ばかりですので、長寿を祝ったり、今後の健康を願う気持ちを伝えたりするのも良いでしょう。(参考情報 > ウチシルベ > 老人ホーム 紹介)

誕生会を8月に開催する場合、最も暑い時期から急に涼しい日が増えてくるタイミングでもあります。

猛暑や寒暖の差で体調を崩さないように、健康状態に配慮するような表現を付けるのもおすすめです。特別感を出したいなら、特に思い出深い話や感謝している話、感激した話などをエピソードとして付け加えるのも良いでしょう。

贈り主が自分のことをきちんと覚えていてくれたというのは嬉しいものですし、エピソードをきっかけにいろいろな思い出がよみがえってくることもあります。誕生会でお祝いの言葉を伝えるときも、同じ言葉でお祝いするよりも相手によって言葉を変えた方が、メリハリのある内容になります。

施設スタッフからの言葉

施設スタッフからお祝いの言葉を伝えるときは、入居者の人となりを紹介したり施設であった出来事を交えたりすると、特別感が出てきます。

8月は施設内でも体調を崩しがちな入居者が増える時期ですので、健康や長寿を願う言葉を伝えるのも良いでしょう。普段は気さくな雰囲気で接している老人ホームでも、お祝いの席では改まった言葉でお祝いを伝えるのが一般的です。

老人ホームの誕生会では、同じ誕生月の入居者を同時にお祝いすることになるため、スタッフからの言葉はできるだけ一人ひとり変えていくのが良いでしょう。ただし、あまり長くなると他の入居者の方が退屈になってしまいますので、2~3程度の文章を目安にします。

また、入居者の方と共通のエピソードや話題を出すと、本人以外も興味深く聞いてくれるでしょう。

家族からの言葉

老人ホームによっては、施設スタッフだけでなく、家族からのお祝いの言葉を発表することがあります。

誕生会に参加することはほとんどありませんので、あらかじめメッセージを用意してスタッフが読み上げるという形になるでしょう。この場合も、一人ひとりに時間をかけるわけにはいきませんので、発表してもらうメッセージは短めでシンプルに、複数の家族がお祝いしたい、たくさん伝えたいことがあるという場合には別にメッセージを用意するのがおすすめです。

一緒に過ごしていた時の思い出を伝えても良いですし、家族がどんな様子で過ごしているか知らせるのも良いでしょう。喜寿や米寿などの節目の誕生日には、そちらのお祝いの言葉も伝えると喜ばれます。家族からのお祝いの言葉は、普段会話しているような砕けた言い回しでも問題ありません。

ただし、誕生会で発表される分についてはフランクになりすぎず、内輪でしかわからないような話題も避けた方が良いでしょう。

伝え方の一工夫

誕生を祝う言葉を伝える際に、相手に配慮した工夫をすることも気遣いの一つとして重要です。手書きでメッセージカードを贈るときには、言葉遣いを丁寧にするだけでなく、読みやすさを心がけましょう。受け取る方は高齢者なので、目が見えづらい可能性が高いです。

きれいで読みやすい書体、大きめのはっきりした文字を意識して書くと、読む側のストレスも少なく、折に触れて何度も読みたくなるでしょう。シンプルなデザインで明るめの用紙に、濃い目のインクで太いペンを使うとコントラストがはっきりして読みやすくなります。

また、長文や難解な語句を多用されると、高齢者にとっては読みにくいものになりがちです。文章は短めにまとめるようにして、理解しやすい簡単な表現を心がけましょう。また、行間や字間も読みやすいレイアウトに工夫することで、普段文字を読むことが少ない方が無理なく読めるようになります。

文章量によって用紙のサイズも工夫しましょう。一言お祝いを伝えるときは小さ目のメッセージカードでも問題ありませんが、ある程度長いお祝いメッセージや寄せ書きにするなら、大きめの色紙や便箋を使うのがおすすめです。

気持ちを込めることが何より大切

このように、老人ホームの誕生会にふさわしいお祝いの言葉は特に厳しい制約等がないものの、年に一度のイベントなのでしっかり気持ちを伝えたいところです。参考にすべき言葉は探せばたくさん見つかりますが、基本的には自分の言葉で、自分が伝えたい気持ちをきちんと込めることを心がけると、祝われる方からも喜ばれるでしょう。